00

最初にお読みください

ここに一つでも腑に落ちない点があるなら、先へ進まないでください。

このページを読み通してください。
どこか一つでも曖昧に感じるなら —— 今のあなたにはまだ向いていません。

KERYKEION はデータインフラの層です。
オプション市場参加者のエクスポージャーを価格構造の上に写像し、
構造的な重みが集中するレベル群を出力します。

本ツールが教えないこと
  • 価格がどこへ向かうか。
  • 何を取引すべきか。
  • いつ入り、いつ出るか。
  • どれだけリスクを取るべきか。

これらの判断は、常にあなたのものです。


本ツールがすることは一つだけです。
構造がどこで最も密になっているか —— そしてどこでそうでないかを示すことです。

シグナルや予測、売買の指示をお探しなら ——
今のあなたにはまだ向いていません。

すでにご自身の取引フレームワークをお持ちで、その上に構造の参照層を重ねたいのであれば —— このまま読み進めてください。

01

これは何か

このシステムを平たく言うと。

生の GEX(ディーラーのガンマ・エクスポージャー)はすべての権利行使価格に散らばり、ノイズが多いものです。M.E.X. はそれを、その日のセッションで意味を持つ少数のウォールとキーレベルに絞り込みます。これは視点を持った道具です —— 市場構造に対する私たち自身の読みの上に築かれています。

手法は公開していません。ただし出力の記録は公開されています —— 過去のセッションチャートは、ご自身で遡って検証いただけます。

出力は、価格チャート上に重ねられた水平の構造バンドとして表示されます。

このシステムが与えるもの
  1. 構造的な重みが集中する価格レベル群。注意を向ける価値のある場所です。
  2. セッション中ずっと更新され続ける視覚的な記録。引け後には、そのセッションの静止チャートを記録どおりに公開します。
  3. ノイズを濾し取るために設計された枠組み —— 熟慮を経た出力であって、リアルタイムのデータフィードではありません。
それでもご自身でやるべきこと
  1. そのレベルが、ご自身の時間軸と局面にとって意味を持つかを判断すること。
  2. 方向性を——必要であれば——ご自身で判断すること。
  3. ポジションサイズ、エントリーの組み立て、損切りの置き所を決めること。

チャートは参照の層であり、地図です。
判断の層は、あなたのシステムです。

02

セッションの読み方

目で見る手引き。数式は出てきません。

このページはレベルの計算方法を説明するものではありません。
あなたが今何を見ているのかを説明するものです。

2種類のエクスポージャー
オレンジのバンド —— 正のエクスポージャー構造に由来します。
シアンのバンド —— 負のエクスポージャー構造に由来します。

濃さは、チャート生成時点でシステムが各レベルの構造的な重みをどう読んだかを表します。バンドはセッション中に移動し、また解消します。公開チャートに見えているのは、引け時点の状態です。

2つのビュー
  • 左パネル —— 時間軸に沿った値動きに、M.E.X. のレベルを重ねたもの。
  • 右パネル —— セッション全体を通じた構造プロファイルの集計。

このチャートの読み方を、こちらから規定することはしません。
観察してください。時間をかけて、ご自身の結論を作ってください。

してはいけないこと
  • レベルに触れれば必ず反応が出る、と決めてかかること。
  • ご自身の分析から切り離して、これらのレベルだけを使うこと。
03

誰のためのものか

率直に書いた2つの道。当てはまるほうを選んでください。

これは選抜のためのアンケートではありません。
2つの自己記述です —— 読んだうえで、今のご自身にどちらが近いかを正直に判断してください。

道A —— 向いているかもしれません
  • すでに構造化された取引手法の中で動いている。しかもそれは、自分で組み立て、理解しているものである。
  • 方向性の予想ではなく、構造とリスクの言葉で考えている。
  • オプションのエクスポージャー —— ガンマ、ディーラーのポジション —— について、粗くとも実用に足る理解がある。
  • 道具が異様によく効いたとき、最初に湧く反応が「全張りしよう」ではなく「これを信じてはいけないのはどんなときか」である。
  • あるセッションでは、最も熟慮した行動が「何もしない」ことだった —— 迷ったからではなく、見えたからである。
道B —— まだ早いかもしれません
  • ロングかショートかを誰かに言ってほしいと思っている。
  • まだ自分自身の取引システムを持っていない。
  • 外部からの裏づけがないと判断できない。
  • これを、自分の枠組みの上に重ねる参照層としてではなく、主たる判断層として使うつもりでいる。

どちらの道も優劣ではありません。相性の見立てにすぎません。

本ツールが最も役に立つのは、自分に何が必要で何が不要かをすでに分かっているトレーダーです。

04

よく効く道具が危険な理由

私たちが見てきたこと —— そしてそれをお伝えすべきだと考える理由。

一つ、率直にお伝えしたいことがあります。

一部のご利用者が、本システムを取引判断の前提条件として頼るようになっている——そう示唆するご意見をいただいています。私たちはこれを称賛ではなく、警告として受け止めています。

商売としては、利用者の依存は歓迎すべきものかもしれません。しかし金融データの製品においては、これは黙って利用するのではなく、はっきり名指しして語るに値することだと考えています。


いかなる技術的システムも、いずれ大きな失敗に直面します。市場構造は変わります。ポジションの型も移ろいます。あらゆる市場フレームワークの底にあるゲーム理論的な論理は、必ず変わります。その瞬間は可能性ではありません。確実に訪れます。

そのときまでに、本ツールを参照層ではなく前提条件にしてしまっていたら、退避先が残りません。

判断の前提条件になってしまった道具は、もはや道具ではありません。松葉杖です。


私たちはこれを、あなたのシステムの上に重なる層として機能するように作りました。もしこれをシステムの土台として使っているなら、それ自体が一つの兆候です。私たちとは切り離して、ご自身の構造を建て直す必要があります。

謙遜のために言っているのではありません。
実際にそうなる様を見てきたから言っています ——
あなたの身に起きる前に知っておいていただきたいのです。

05

リスクの枠組み

助言ではありません。すでにお持ちであるべき原則の一覧です。

これは投資助言ではありません。
運用上の最低基準です —— どんな参照ツールを使うときにも守るべき境界線です。

本ツールについて
  • 構造レベルは、ご自身の分析を裏づけるために使ってください —— 置き換えるためではありません。
  • 本ツールなしで自分の取引の根拠を説明できないなら、その取引を出す準備はまだできていません。
ポジション管理について
  • 本ツールはあなたのリスクを管理しません。損切りの置き所、ポジションサイズ、ドローダウンの制御は、すべてあなたのものです。
  • 価格の反応を保証する構造レベルは存在しません。単一のレベルを基準にポジションサイズを決めないでください。
  • 許容できる最大損失は、エントリー前に決めておくべきものです —— 本ツールとは切り離して。
失敗について
  • 本ツールもいずれ効かなくなる、と前提してください。あらゆる道具がそうなります。
  • 本ツールが使えない、あるいは間違っているセッションに備えた取引計画を、今のうちに立ててください —— そうなってからでは遅いのです。
  • システムが止まると普段どおり取引できないと気づいたなら、それは解決すべき問題であって、過ぎるのを待つ不便ではありません。
私たちが提供するのは構造の提示です。
リスク管理は、あなたのものです。